【博報堂】市民共創まちづくりサービスをJR東日本と共同プロジェクトを発足
㈱博報堂の広告事業を超えた新規事業開発を目指す「ミライの事業室」が推進する東京・渋谷エリアを対象とした市民共創まちづくりサービス”shibuya good pass”は、山手線を起点に心豊かな都市生活空間を創出するJR東日本のブランド・東京感動線と共同で「Slow Platform 渋谷駅0番線」プロジェクトを発足した。
このプロジェクトは、多くの人が行き交うJR渋谷駅のホーム上のスペースを活用し、駅・街・社会と人の間に、自発的なアクションを起こすきっかけとなる機会、仕組みとなる”かかわりしろ”を生み出すことを目指したもの。 渋谷駅3・4番線から新南改札につながる通路を共創スペースに、日々の移動時間の合間に、ちょっと寄り道してひと息つけるような”かかわりしろ”を生み出し、街への愛着や豊かな生活習慣、循環型社会にもつながる取り組みを行っていく。なお、コンセプト開発協力および空間設計は㈱海法圭建築設計事務所。
具体的には、下記のような取り組みからスタートし、今後様々な事業者と協力して“かかわりしろ”を増やしていくという。
・苔による炭素固定や空気清浄化に向けた「モスプラットフォーム」
・ホーム仮囲いにみんなで植物アートを描いていく「スローキャンバス」
・資源の回収やフードロス、ロスフラワーの購入が手軽にできる「循環ステーション」(予定)
・地産地消の拠点をつくる「沿線グリーンマルシェ」(予定)
【「Slow Platform 渋谷駅0番線」プロジェクト概要】
プロジェクト特設ページ:https://zerobansen.jp
●実施期間:4月23日~2024年3月(予定)
(写真はモスプラットフォームの完成イメージ)