【IJPCA】新潟・上越市にあるシンボの工場見学ツアーを6月24・25日に開催

 インクジェット出力事業協同組合(IJPCA)は、新潟・上越市の組合員である㈱シンボの工場見学ツアーを6月24日・25日の2日間にわたって開催した。
 同社は、デジタル出力・縫製加工を自社工場で一貫生産するサイン製作会社。創業から手掛ける重布・テント・シート製品を強みとしており、3500坪の敷地面積を活かし、多様な加工を行っている。現在、2代目である新保敬義氏が代表を務める。
 当日は組合員ら15人が参加。工場見学の冒頭、新保社長が参加者に謝辞を述べ、工場の概要を説明。「今日はじっくり見ていただき、もし参考になる部分があれば自社の業務に役立てて欲しい」と挨拶した。
 ターポリン出力がメインである同社では、ラテックスプリンターの広幅モデルが3台稼働。通常出力、メッシュ出力などで使い分けているという。このほか、3.2mロールUVプリンターや大型フラットベッドUV機、ミドルレンジ溶剤プリンター、昇華転写プリンターなどが並ぶ。マルチカッティングマシンやフラットラミネーターも設備していた。
 同社工場見学後、参加者一行は道の駅ながおか花火館を視察。蓬平温泉の宿で親睦を深めた。
 翌日は商売繁盛の神社として有名な高龍神社を参拝後、越後妻有里山現代美術館MonETを見学。日本三大峡谷の一つである清津峡を眺望できる清津峡渓谷トンネルを歩き、JR越後湯沢駅で散会となった。

(写真はシンボの工場を見学する参加者)

関連記事一覧