【DMM.make 3Dプリント×ミマキ】「透明を現す」をテーマに開催した3Dプリント作品コンテストの受賞作品が決定
(同)DMM.com(DMM )が展開するDMM.make 3Dプリント事業で㈱ミマキエンジニアリングと共同開催した3Dプリント作品コンテスト「DMM.make × Mimaki Clear 3D Print Contest」の受賞作品が決定した。
このコンテストは、3Dプリント技術と市場の発展に貢献していくとともに、ものづくりの可能性を広げることを目的に、両社が共同開催したもの。「透明を現す」をテーマとした今回は今年7月28日の募集開始から10月11日の審査を経て、10月14日に結果発表と表彰式をDMM.make AKIBAで実施した。
全ての応募作品は、エントリー時に提出された3Dデータを元に1000万色以上のフルカラー造形が可能なミマキのUV硬化インクジェット方式フルカラー3Dプリンター「3DUJ-553」と、ガラスやアクリルのような透明感を表現できるピュアクリアインク「MH-110PCL」で造形。表彰式では造形物の透明感を審査ポイントとして、(同)DMM.com(DMM.make 3Dプリント事業部)、㈲プンクト、(同)吉本アートファクトリー、㈱ミマキエンジニアリングを代表する審査員(4人)によって選ばれた5作品に各賞が贈られた。
最優秀賞に選ばれた、樋口義幸氏の作品「ペンギ・バースとマンタ・ループ」は、フルカラー3Dプリンターとクリアインクを利用したゾートロープ(回転のぞき絵)で水の表現が秀逸。造形物の表現だけでなく、スマホアプリを使った鑑賞方法が用意されている点にも優れたアイデアが感じられることが評価された。
コンテストの概要は下記の通り。
https://lp.make.dmm.com/makemimaki_contest
(写真は最優秀賞作品)