【IJPCA】ミマキエンジニアリングの見学・研修会を開催 最新フラットベッドプリンターなどを視察
インクジェット出力事業協同組合(IJPCA)は10月21日、㈱ミマキエンジニアリングの東京支社とJPデモセンターで、見学・研修会を実施した。
午後1時半、組合員は東京・大崎の東京支社に参集。冒頭、ミマキエンジニアリング営業本部JP事業部の室町直紀執行役員が「依然業界全体厳しい環境が続いているが、旅行支援などをはじめ、活性化の兆しも見えてきている。今日は、皆様のお役に立つ最新の機械をじっくり見て頂きたい」と挨拶。
続いて、同社が出展する「Printing United 2022」(アメリカ・ラスベガス)の速報動画を放映。自動化の提案やカップ・Tシャツなどへの特殊印刷が多く出展され、DTF(Direct To Film)プリンターが多数発表されているとレポートした。
その後、五反田のJPデモセンターに移動し、ミマキエンジニアリングの担当者から説明を受けながらショールームを見学。UV硬化インクジェット方式で1000万色以上のフルカラー造形を実現し、一般的な石膏方式に比べて約2倍の高精細な色表現を可能と小型3Dプリンター「3DUJ-553」「3DUJ-2207」、Draftモード69㎡/hの高生産性と同社が蓄積するプリント技術で高画質を達成した昇華転写プリンター「TS330-1600」の出力デモや多数のサンプル、関連製品等を視察した。
東京支社に戻り、スピードと画質の両立を追求した大判フラットベッドUVプリンター「JFX600-2513」の出力デモを見学。パス数による画質の違いや、出力対象による画像の仕上がり等を比較した。参加者はショールームを回りながら担当者に質問を行い、午後5時に閉会となった。