【リンテックサインシステム】屋外用マーキングフィルム「タックペイント」の施工セミナーを8月9日に開催。出力・施工会社など約50人が参加
リンテックサインシステム㈱は8月9日、屋外用MF(マーキングフィルム)「タックペイント」の施工セミナーを東京・板橋のリンテック㈱板橋本社新棟内で開催した。当日は午前10時、午後2時の2部構成で、リンテックサインシステムの販売代理店や出力・施工会社など約50人が参加した。
施工セミナーの冒頭、リンテックサインシステムの石見公祐社長は「本日は当社のMF『タックペイント』の施工セミナーにご参加いただき、感謝申し上げる。なぜいま、MFの施工セミナーを開催するのか?と思われる方もいるかも知れないが、当社は多くの方々によりタックペイントの魅力を知って使用していただきたいと思い、改めて企画した。現在、インクジェット(IJ)メディアは使用されことが多くなっているが、元来、IJメディアには長年培ってきたMFの耐候性や色、再剥離など様々な技術が活用されてきた。またMFの歴史は半世紀を超え、退色やクラック、剥がれなど様々な諸課題をクリアしているが、これは現場からの意見をもとに製品改良を重ねてきた。今後も出力・施工・加工といった現場からの声をより良い製品開発につなげていきたいと思っている。本日は日ごろから感じていることを当社のスタッフまで気軽にご意見いただけると大変嬉しく思う」と挨拶。
続いて同社SIG営業部・清水唯史課長は会社概要(リンテックおよびリンテックサインシステム)や「タックペイント」の製品群(エコパレットタックペイントやタックペイントNBS/BS)を説明。MFを使用する際の注意点では参加者に配布した「施工マニュアル」をもとに注意が必要な下地材として塩ビ板やステンレス、ガラス、アクリル、ポリカーボネートなど事例写真を提示しながら解説した。
その後、参加者はA4サイズのアルミ複合板に「タックペイント」を貼る作業を実施。同社スタッフが質疑に応えながら作業に協力した(写真右上)。施工セミナーは、同社SIG営業部・上村俊男課長の進行で、特別講師である㈱マークスの石川幸洋社長がアルミ複合板やコルゲート下地への直貼りを実演。途中、女性の参加者がアルミ複合板への直貼りに挑戦、無事に作業を終えると参加者から温かい拍手が送られるなど盛況の中、4時半前に閉会した。
(写真はマークスの石川社長によるコルゲート下地への直貼り実演)