【CESA】東京ゲームショウ2023開催　海外からの出展過去最多

　（一社）コンピュータエンターテインメント協会（CESA）は9月21〜24日にかけ、東京ゲームショウ2023を幕張メッセにて開催した。

　東京ゲームショウはCESA主催によって年に一度開催される、コンピュータゲームをはじめとするコンピューターエンタテインメントの総合展示会。近年はサブカルチャーの普及により、ゲーム環境に関連する家具や嗜好品の企業も参戦するなど、異業種分野にも幅が拡大している。例年、前2日をゲーム業界・報道・流通関係者向けのビジネスデイ、後2日を一般観客に向けて開く一般公開日とする。
　今年は出展企業・団体数が過去最多の787社。総来場者数はコロナ禍前は超えなかったものの、24万3238人を記録した。（最後に幕張メッセで開催した2019年は26万2076人。）

　展示ブースでは、キャラクターがウリのタイトルは等身大フィギュアや大量のパネルを設置。作品に出てくるモンスターや象徴的なロボット、乗り物や街の模型の展示などの立体造形なども多く見られた。会場全体が暗いので、照明やサイネージとの相性もよく、真っ赤なディスプレイを不規則に並べて点滅させたり、巨大な画面で遠くからも視認できるようPVを流したり、「注意を引く展示方法」の見本市にもなっていた。
　海浜幕張駅へ戻る道では、購買意欲に訴えかける広告も掲出され、展示会に訪れるユーザーの思考を熟知したロケーション・コピー選びが伺える。

東京ゲームショウ2023