【表参道ヒルズ】イルミネーションイベントにて、3Dプリンター製のサステナブルなクリスマスツリーを設置

　文化商業施設「表参道ヒルズ」では11月9日から12月25日の間、「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS ILLUMINATION 2023」を展開。同館吹抜け大階段には「RE-CRYSTALLIZED～再結晶～」をテーマに、高さ10ｍからなる世界最大級の3Dプリンター製のクリスマスツリーを設置する。
　約500個の雪の結晶から作られたツリーは、その殆どがPET素材を原料に3Dプリンターで作られており、100％リサイクル可能な環境負荷の少ないサステナブルなクリスマスツリーとなっている。今年はクリエイティブスタジオ「KLOKA(クローカ)」のアートディレクター矢島沙夜子氏を起用し、「RE-CRYSTALLIZED～再結晶～」をテーマにクリスマスイルミネーションを実施する。
　吹抜け大階段の上部には、ツリー同様に3Dプリンターで作られた鳥や蝶などをモチーフとしたクリーチャー(空想上の生き物)や、ツリーでも用いられた雪の結晶をディスプレイ。クリーチャーの体の一部は結晶体となっており、ツリーの照明に呼応しながら輝くという。さらに、20分ごとに音と光の特別演出（約2分間）を実施。「氷と炎」をテーマに、今回のために書き下ろした曲にあわせツリーの色が変化し、幻想的な空間を演出する。

▼ツリーに使用しているPET素材は、終了後はケミカルリサイクルを実施するため、廃棄物の出ないツリーとなっている。