【SDA】「第57回日本サインデザイン賞(通称:SDA賞)」の入賞作品を発表。大賞には中央区立郷土資料館が受賞
(公社)日本サインデザイン協会(SDA)は11月30日午後3時から、「第57回日本サインデザイン賞(通称:SDA賞)」の贈賞式・交流会を東京・港区の赤坂インターシティで開催した。新型コロナ感染症拡大防止の観点から、入賞者(銅賞以上)および関係者を集めたもので、同日はオンラインでも配信された。
SDA賞の応募対象作品は、2022年5月1日~23年4月30日までの1年間に完成したサイン。応募総数は308点(作品画像数2885枚、映像数50点)だった。審査会はこれまでの2回から一次、二次、最終の3回審査を実施。審査員が応募作品に対し、十分に理解し議論する機会を増やしたのが狙いだ。最終審査(7月1日)は4年ぶりに一般観覧者を入れた公開形式で行われ、日本サインデザイン大賞・経済産業大臣賞には「中央区立郷土資料館」(作品代表者:㈱丹青社の森北沙恵子氏)を選出。金賞4点、銀賞14点、銅賞31点、招待審査員賞6点、入選102点が決まった。
また、日本サインデザイン特別賞・(公財)日本デザイン振興会会長賞には「宮沢功氏のサインデザインに関する活動と功績に対して」、「屋外広告物を活用した先斗町らしい景観づくり―地域の関係者と協働した継続的な取り組みに対して」の2点が受賞した。
(写真はSDA賞・大賞受賞作品の中央区立郷土資料館)