【IJPCA】イメージ・マジックの工場で研修会 プリント工場の自動化・省力化を視察
インクジェット出力事業協同組合(IJPCA)は2月2日午後2時から、㈱イメージ・マジックの志村工場(東京・板橋区)で研修会を実施した。
冒頭、イメージ・マジックのソリューション事業部・江畑光博マネージャーが同社の事業概要をプレゼン。柱となるオンデマンドのプリントサービスでは、Webによるサービスサイトの企画・運営から、生産管理、ハードウエアまでのソリューションを一貫して提供する。岐阜・多治見市、埼玉・川越市、東京・板橋区に生産工場を持ち、全国から集まる大量の注文を最適に振り分け、プリント・発送を行っている。
今回視察した志村工場では、同社オリジナル製品であるDTFプリンター「TransJet」やガーメントプリンター、デスクトップ型UV硬化型インクジェットプリンターなどが並ぶ。独自のQRコードを用いた生産管理で、受注から生産、発送までを管理し、人的ミスを最大限抑える仕組みを構築。現在もカメラによる生産体制チェックやスタッフの意見を踏まえ、随時最適化を行っているという。参加者は、工程ごと活発な質問を投げかけていた。
最後に、永井理事長は「ウェブトゥプリントの世界はいかに効率良く注文をこなせるかが大切。自動化や効率化への取組みは参加者にとっても刺激のあるものだったと思う」と結び、5時に閉会となった。