【中村治氏】写真集「NEON TOUR」を2025年1月6日から発売。写真展を1月7日から東京・銀座、3月4日から大阪・中ノ島でそれぞれ開催
写真家の中村治氏は、東京周辺で撮影したネオンのある風景を収めた写真集『NEON NEON』の作者として知られているが、新しい写真集「NEON TOUR」を25年1月6日から発売するが、写真集の発売に合わせた写真展を東京、大阪で開催する。
同氏は、2020年から東京周辺でネオンの撮影を開始も、その直後にコロナ禍に突入。すでに少なくなりつつあったネオンを掲げるお店がさらに閉店。つぶれたお店が居抜きで借り受ける若い店主たちの店で新しいネオンが灯り始めたことを受け、消えつつあるネオンから、新しいネオンへという意味を込め、「NEON NEON」を21年12月に発売、ネオン写真集として業界で話題を集めた。
今回はネオンが街をどう灯し続けてきたのかという点を意識し、より俯瞰した立ち位置から撮影を続けた。写真展の「NEON TOUR」というタイトルには、各地のネオンを探す旅であり、ネオンが照らした様々な時代を巡る旅という意味合いを込めたという。
「NEON TOUR」は、前書(NEON NEON)と同様、LITTLE MAN BOOKSから発売。体裁はA4判変形、298頁、定価は6,300円(税別)。
写真展「NEON TOUR」の詳細は下記の通り。(日・月・祝日は休館。入場無料)。
【東京】1月7~18日までキヤノンギャラリー銀座。トークイベントは1月10日午後7時から、評論家で元歴史学者・與那霸潤さんと「ネオンが照らした街と時代について」をテーマに語り合う。定員は20人(事前予約制、参加費無料)
【大阪】3月4~15日までキヤノンギャラリー大阪
詳細は下記まで。
https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/nakamura-neon
(写真は東京・渋谷。ネオンのある風景)