【東京2020大会】「東京2020 復興のモニュメント」を聖徳記念絵画館前に設置

 (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、「東京2020 復興のモニュメント」を7月13日に披露した。
 このモニュメントは、被災地と世界を結び付け、復興を後押しすることを目的に同委員会が東京都、東京藝術大学(東京藝大)、岩手県、宮城県、福島県および㈱LIXILと連携した事業。被災地からのメッセージを載せたモニュメントを東京2020大会期間中、国立競技場近くの聖徳記念絵画館前に設置し、そのメッセージによって力を得たアスリートが高いパフォーマンスを発揮。それが再び被災地の復興に向けた原動力になる、という形で被災地と世界をつなげたい考えだ。
 モニュメントの材料は、被災された3県の仮設住宅で使われていた再生アルミ材。被災3県で2019年夏に開催されたワークショップにて、各件の中学生・高校生と東京藝大の学生らが協力し、デザインイメージやモニュメントに載せるメッセージを制作している。大会後は被災地に設置され、レガシーとして継承していく。

(写真は左から宮城県、福島県、岩手県のモニュメント)

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