【九広連】全九州広告美術コンクールの入賞作品を発表
九州広告美術業組合連合会(九広連)はこのほど、「第63回全九州広告美術コンクール」の入賞作品を発表した。
同コンクールは技能の向上意欲を高め、業界における技能水準の向上を図り、都市景観の形成や地域社会の活性化に寄与し、業界に対する社会的評価の高揚が目的。今年は、女性や子供に対する暴力防止への深い理解と関心を広げ、「あなたはひとりではないよ」というメッセージテーマを伝えるため、〝パープルリボン&オレンジリボン〟の周知・啓発を行う作品を求めた。作品総数は立看板142点、造形看板11点の合計153点だった。
コンクールは当初、「屋外広告の日」である9月10日から12日に沖縄・那覇市のパレットくもじ前イベント広場で開催を計画していたが、新型コロナウイルス感染症の影響からZoomによる初のオンラインで実施された。審査は「メッセージ力」「表現力」「構成力」「目的性」の4つの採点基準に「技術力」の点数を合算し、得票の多い作品を選んだ。今回の最優秀賞(国土交通大臣賞)は石内希氏(鹿児島、㈱ブンカ巧芸社)の作品(写真)が選出された。