【森永製菓】赤シートをかざすと受験生へのメッセージが現れる「森永ラムネ」のOOHを掲出

　森永製菓は1月上旬から下旬にかけ、「森永ラムネ」の広告を、東京・大阪の3駅（JR田町駅、東京メトロ新宿駅、阪急電鉄大阪梅田駅）および首都圏の高校30校の近隣で展開した。
　クリエイティブは、「勉強の合間にちょっと掃除するつもりが一時間も経ってた」など勉強に集中できていないときの“あるある”を、1文字ずつ異なる色のひらがなで表現したもの。そして赤シートを広告にかざすと、寒色系の文字のみが残り、「ひっそりごうかくをいのっています（ひっそり合格を祈っています）」、「ゆめはかなうよ」などの応援メッセージが現れる仕掛けだった。
　森永ラムネはブドウ糖を配合していることから、集中したい学生やビジネスパーソンに支持され、中でも受験生の勉強のお供になることが多いという。同社も受験生を応援したいとの思いから同キャンペーンを企画。さらに“受験生に寄り添う商品”を体現するため、赤シートを活用するアイデアを取り入れた。
　なお商品も、OOHと同様の仕掛けを施した受験生応援特別パッケージを昨年12月から展開している。

※掲出規模などの詳細は新聞「総合報道」1月25日号に掲載

新宿のクリエイティブ。赤シートをかざした状態

高校近隣に掲出した野立て看板の一例（「ゆめはかなうよ」が隠されている）