【jeki】車内サイネージ広告の調査実施
㈱ジェイアール東日本企画(以下jeki)は4月26日、車内サイネージにおけるコンテンツ放映についての調査結果を発表した。
調査対象は㈱ニューズピックスと連携して企画・制作したオリジナルコンテンツ①経済ニュースを視覚的に表現した「FACTGRAPH」②パワポ芸人の豊間根青地氏が資料作成のコツを45秒で解説した「仕事の豆教養」。これらをドア上サイネージにて昨年12月~今年2月の3カ月間試験放映をし、媒体を搭載したJR東日本10路線、ゆりかもめの利用者を中心に回答を募った。
「ひと駅、ひと学び」のコンセプトで作られた同コンテンツの興味関心に肯定的な回答は8割を超え、トレインチャンネルで完結するコンテンツが認知者の興味関心を獲得。またビジネスパーソンには移動中の「スキマ時間」に得る情報として受け入れられた。その他具体的なコメントでは「電車の中でふと見るにはちょうど良い」「音声がなくても理解がしやすい」などがあった一方で、「言葉が多いと読みづらい」「テンポが速く内容が伝わらない」という電車空間ならではの課題が見つかった。
jekiは調査終了後も、通常の広告だけでなくターゲット層を絞ったコンテンツの放映や、タイアップ商品開発、移動中というモーメントに適したコンテンツ内容の検討を進めることで、交通広告の価値向上を目指す意向だ。