【東京都】燃料電池バスのラッピング広告　販売開始

　東京都交通局は6月16日から、CO2を一切排出しない「燃料電池バス」におけるラッピング広告の販売を開始した。

　燃料電池バスは、燃料となる水素と酸素を化学反応させて作った電気によりモーター駆動させて走行し、走行時には水しか排出しない、環境への配慮に優れたバス。また、災害等による停電時には発電した電気を専用の装置を介することで、非常用電源として活用することも可能。媒体的に、エシカル商品・商材のPRやSDGsに積極的に取り組む企業、団体のアピールに適している。
　東京都の燃料電池バスは現在、全国でも最多の73両が運行中。バス車両全体に広告が貼られたラッピングバスとして街中を周回することで、バスを待つ乗客のみならず街を行き交う多くの歩行者に対して高い宣伝効果が発揮できる。

　詳細は以下の通り。

【販売概要】
①対象営業所及び広告料金

②申込期間：6月16日～29日(木)
③抽選日：6月30日(金)　※抽選後、広告が埋まらなかった車両については、随時申込みを受け付け中。
④掲出開始日：8月1日(火)　※ 掲出作業日により若干前後。
⑤その他：4月から掲出を開始している、燃料電池バスの車内広告（窓上ポスター全6枠を一社独占）も併せて販売中。

【広告掲出イメージ】

①車体底部を除く全表面積の１０分の３以下。（水色の範囲）
② 車体前面、窓又はドア等のガラス部分は掲出不可。
③ 燃料電池バスと認識できるよう、「H2水素」　「FUEL CELL BUS」 等のステッカーをラッピング広告の上から貼付。
④ 燃料電池バスと認識できるステッカーの貼付位置は移動可能。