【フジパン】リニューアルした「本仕込」の交通広告掲出 新イメージキャラクターは綾瀬はるかさん
フジパン㈱は6月26日から7月9日にかけて、新宿駅メトロプロムナードとJR名古屋駅・太閤通口に、食パン「本仕込」の広告を掲出した。
「本仕込」は1993年5月1日の発売から今年で30周年を迎え、同企画はそれに合わせたもの。商品の改良、パッケージデザインの刷新、包装材のエコ化、広告・ＣＭを担当する新タレントの起用など、様々な面でのリニューアルが広告内に押し出されている。
掲出場所は、交通量が多く、面積の広さからインパクトある宣伝が可能なことから、新宿メトロプロムナードが選ばれた。フジパン本社の所在地である名古屋でも、新宿と同じく交通量が多く、待ち合わせ場所としてもよく利用される太閤通口を選定した。このほか、新宿駅・名古屋駅以外にも、7月10日から23日まで、愛知県金山駅のコンコースにあるエスカレーターでもポスター連貼りを行った。
また広告デザインは、掲出期間の最初の１週間は、あえてタレントの顔を隠した状態にし、添えられたメッセージにその答えを仕込むことで、登場前から”におわせる広告”を演出した。２週目に入ると広告は切り替わり、顔を隠していた人物が綾瀬はるかさんであることが分かる……という、クイズ形式の仕掛けを施した。
「パッケージやタレントが新しくなるという契機を、より注目してもらえるように企画した。途中で広告が切り替わり、タレントが判明するという仕掛けには”日本一分かりやすい、におわせ広告”にしたいという狙いが込められている。縦読み原稿やキャッチコピーに『はるか』をたくさん盛り込ませ、じっくり立ち止まって見ないからこそ、分かりやすい気づきを与えるよう工夫をしました。綾瀬さんを選んだ理由は、成人男女に幅広く人気があり、好感度ランキングのトップにいるから。今、日本で特に人気がある女優に本仕込のＣＭをお願いし、高いブランド力を維持したいと考え契約した」。（担当者）
1週目の広告では顔が隠されているが、文章にヒントが書かれている。
2週目でその正体が綾瀬はるかさんだと判明する。
