【ポケモン】福井県が北信越エリアで初の相互協力協定を締結、観光地を結ぶカイリューのラッピング電車の運行が決定

　㈱ポケモンは10月23日、福井県の活性化に向け相互に連携・協力しながら、協働事業に取り組むことを目的に相互協力協定を締結した。
　同社と福井県との相互協力協定は、北信越エリアでは初。同社が取り組んでいる、地域ごとに「推しポケモン」を選定し、各地の魅力と一匹一匹のポケモンの魅力を国内外に同時に発信することで、両者のファンを増やすことを目指す「ポケモンローカルActs」の一環として、本協定の協定内容に基づき、福井県の魅力発信や知名度の向上、観光振興および誘客促進、県産品の消費拡大、地方創生と地域活性化に関する取り組みを、両者で協力して進めていくことを発表した。

【協定内容】
１. 福井県の魅力発信、および地名度向上に関すること。２. 観光振興および誘客促進に関すること。
３. 県産品の消費拡大に関すること。４. 地方創生、地域活性化に関すること。
５. その他、双方の協議により必要と認められること。

　「ふくい応援ポケモン」には、ドラゴンポケモン「カイリュー」が就任。さらに、取り組みの一環として、ラッピング電車の制作と運行が決定しており、福井県の観光名所である東尋坊や県立恐竜博物館をつなぐ、えちぜん鉄道において、2024年初夏頃のお披露目と運行開始を予定している。このほか、スタンプラリーの開催やポケモンマンホール『ポケふた』の設置など、様々な取り組みを実施していく。

■カイリューが「ふくい応援ポケモン」に選ばれた理由
福井県では新種の恐竜の化石が日本でいちばん多く発見されており、世界三大恐竜博物館の一つといわれる施設がある。また、嶺北地方を流れる九頭竜川は県のシンボルの一つで、流域には、地名に竜がつく場所も多く存在し、ポケモンで竜といえば「ドラゴンタイプ」を想起させることから、ドラゴンポケモンのカイリューが選ばれた。

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