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【シード・プランニング】デジタルサイネージ広告市場調査の結果を公表

 ㈱シード・プランニングの小会社である㈱デジタルインファクトは12月27日㈱CARTA HOLDINGSと共同で実施したデジタルサイネージ広告市場に関する調査の結果を公表した。
 その結果、
2023年のデジタルサイネージ広告市場規模は801億円の見通し(前年比119%)となり、2027年予測は、2023年比174%増の1,396億円となった。

 

■2023年セグメント別デジタルサイネージ広告市場規模推計
 2023年のデジタルサイネージ広告市場規模は前年比119%、801億円と推測される。交通機関は399億円で全体の49.8%、商業施設・店舗は171億円で全体の21.4%、屋外は136億円で全体の17.0%、そしてその他は95億円で全体の11.9%を占めるとされた。

 

■屋外(大型ビジョン)
 様々な屋外空間に取り付けられるデジタルサイネージの中でも、とりわけ駅前などに設置される大型ビジョンの需要が高まっている。渋谷や原宿といった人気地区に設置された屋外サイネージは常時的に満稿状況。各地区の来訪者像が想像しやすく、大画面で表示できるといったOOH媒体ならではの特性が高く評価されていると考えられる。これらの成功事例を受けて、ごく一部の人気地区以外においても新規媒体開発の検討がより積極的に行われるようになった。
 なお、こうした人気地区では、駅構内に設置されたサイネージも稼働率が高くなる傾向に。目玉となる特別仕様のデジタルサイネージの周囲に設置された媒体にも合わせて広告が出稿され、表示された大型広告がSNS上でも拡散されるといった相乗効果も報告されているという。今後数年にわたり、大規模な再開発が計画されている駅が複数あることから、インパクトメディアとしての高い人気を維持しながら配信面の拡大も期待される注目の分野だ。

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