【アディダス ジャパン】『#メッシのシュートを追え』渋谷のシュートが試合会場に突き刺さるストーリーのOOHを展開
アディダス ジャパン㈱は2月、アディダス契約選手のリオネル・メッシ(以下メッシ)と、彼の所属チームでありアディダスがユニフォームのサプライヤーを務めるインテル・マイアミCF(以下インテル・マイアミ)の来日に合わせ、東京・渋谷の「MIYASHITA PARK(以下ミヤシタパーク)」からメッシが放ったシュートが、国立競技場前の地面に突き刺さるという、ストーリー性を持ったOOHを展開した。
これは2月7日に行われたインテル・マイアミとヴィッセル神戸の国際親善試合に併せて展開した『#メッシのシュートを追え』をメッセージとしたキャンペーンの一環として実施したもの。企画のよりどころとしたのは①“サッカー史上最も偉大なプレーヤー”といわれるメッシの象徴であるシュート ②インテル・マイアミのチームカラーであるピンク—という2つの要素。
具体的には、ミヤシタパークの玄関口となる南側出入口の屋外媒体を用い、メッシが鮮やかにシュートを決めるストリートアートを掲出。併せてブランドフラッグシップストアの「アディダス ブランドセンター 渋谷」のファサードを装飾した。
さらに掲出期間中、ビジュアルが変化する仕掛けを施した。メッシ来日前まで渋谷のビジュアルに出現していたサッカーボールは、5日夜〜6日に掛けて貼り換え、ガラスを突き破ったようなビジュアルに変更。6日に渋谷〜国立競技場エリアでアドトラックが走行し、試合当日の7日には、国立競技場前の地面にボールが突き刺さったような立体オブジェを設置し、フォトスポット化した。
今回のOOH展開について、同社担当者の松本大氏(アディダス マーケティング事業本部 ブランドコミュニケーションズ ディレクター)に話を聞いた。
限られた期間の中でこだわったクリエイティブのポイント
「OOHの企画立案から実行まで2カ月余りしかなかった。既存のビジュアルを流用すれば効率的だが、目的を達成するために、通行者をアッと言わせるユニークなOOHを掲出したかった・・・
掲出後も思わぬアクシデントが発生
「本来はメッシ来日とともにボールがガラスを突き破ったようなビジュアルに切り替えたかったが、5日〜6日朝にかけて大雪が発生・・・
今後の展望
「ブランドとしてOOHに注目している。・・・