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【サーチほか】屋外大型ビジョンの視認率をアイトラッキング調査で計測

 屋外広告媒体事業を展開する㈲サーチと㈱パス・コミュニケーションズは、3月29日から31日までの期間、屋外大型ビジョンの視認率に関する調査を共同で実施した。
 OOHメディアでは、様々なビッグデータを活用したプログラマティック広告配信等のデジタル化が急速に進み、広告主(広告会社)の利用も増加していることを受け、両社は今後より一層のサービス向上を目指し、屋外大型ビジョンの視認率を計測すると共に、音声の有無による視聴機会の増減やアンケート調査との相関について調査した。

【調査概要】
・都内5カ所(渋谷・新宿・池袋・新橋・秋葉原)の屋外大型ビジョン視聴可能エリアを360°VR映像とSpatial Sound(立体音響)で再現し、10代~60代までの男女各10名(合計120名)を対象にアイトラッキング専用VRゴーグルとヘッドフォンを使用した視認率の調査を実施した。
・計測方法:360°VR映像に映っている屋外大型ビジョンの広告画面に「音声有り」と「無音」のコンテンツ(15秒)を各2回表示し、それぞれに対する被験者の中心視点を計測し客観的な測定を実施した。

※被験者には調査目的を非開示で実施、被験者はVR映像のみ視聴しヒートマップ等は非表示
・視聴有効の条件:調査対象の屋外大型ビジョン広告画面内に、被験者の中心視点が留まった場合を視聴有効とした。

全体の平均視認率は「70.3%」になり、性別による明確な違いは特に見られなかった。年代別では、男女共に20代が一番高くなり、10代が一番低くかった。男性は50代、女性は40代の視認率が2番目に高い結果となった。


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