【エヌケービー】大阪モノレールラッピング列車 「生命の旅号」を製作

㈱エヌケービーは、現代美術作家のヤノベケンジ氏が2024年に描き下ろした原画「生命の旅」を大阪モノレール2000系18編成の車両にデザイン展開。本ラッピング列車「生命の旅号」が3月17日から運行を開始する。
同原画は、大阪モノレール大阪空港駅に設置されたステンドグラスとなり、旅の起点から人々に寄り添って見守り続けるシンボルとなっている。ラッピング列車「生命の旅号」は、4両編成の車両全体をキャンバスに見立て、守り神や守護獣が8組描かれており、作品のもつダイナミズムや躍動感、生命力をそのままに、車両のフォルムに沿って大胆に構成した。
前面には、人々や若者の旅を見守る「旅の守り神」である巨大な猫の《SHIP’S CAT》や、顔に傷があり絆創膏を貼りながらも、放射能の心配のない世界を取り戻した未来の姿を表した巨大な子ども像の《サン・チャイルド》が描かれている。また側面には、《SHIP’S CAT》が乗る「太陽の塔」をオマージュした巨大な宇宙船《LUCA号》が、宙に浮かぶように複数描かれている。さらに、その《LUCA号》から無数の宇宙猫が飛び出して、ふわりと宙を漂いながら広がっていく姿が表現されている。
(写真上は車内装飾)