【SMN】DOOH配信サービスで効果検証を実施

 SMN㈱はこのほど、提供するDOOH向け広告配信サービス「Logicad DOOH」の配信において効果検証を実施した。そのなかで、DOOHの配信前後のアンケート調査を含めた、インクリメンタルリーチ、ブランドリフトなどの効果測定を抜粋、3月24日に発表した。
 「インクリメンタルリーチ」は、対象となる広告配信のみでブランド認知を獲得した純増ユーザーを指す。今回の配信後の調査で、DOOH以外の広告配信を視聴せずに、DOOHのみを視聴後認知したユーザーは、全体の4.7%となり、新たな認知を獲得した。また、他の視聴も併せたDOOHの視聴に関する認知率は28.4%となり、認知全体の底上げが確認できた。
 今回のアンケートで、広告配信前後の態度変容(ブランド検討)について、各年代の割合も集計。ブランドのメインターゲットである年代層のなかでも、「30代~40代の男女」のブランド検討は、非認知よりもおおよそ5~13pt上回っていた。この結果から、DOOHの出稿による想定ターゲットのリフト効果を確認することができた。

【配信、調査概要】
■配信概要
 訴求内容:分譲マンション(ブランド訴求)
 掲載期間:13日間(2020年)
 配信メニュー:デモグラフィックターゲティング(メインターゲット:20代~40代男女)
 クリエイティブ:1種類
■調査フレーム
 事前調査:DOOH視認可能エリアでの位置情報検知者に調査を行い、DOOH含めた各媒体の認知率を把握(9,848サンプル回収)
 本調査:DOOH、TVCM、WEB、キャッチアップ放送(見逃し配信サイトなどへの広告配信)いずれかの広告認知者を対象とし、態度変容から行動変容までの効果測定(4,922サンプル回収)

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