【Intelligence Design】AIカメラを用いた屋外広告の視認性計測を実施
映像解析AIプラットフォーム「IDEA(イデア)」を運営するIntelligence Design㈱は、屋外広告媒体を運営する㈲サーチと共同で、屋外大型ビジョンにおける広告放映中の視認人数・年代・性別・進行方向・滞留時間を解析し、インプレッションや広告接触の質をリアルタイムに計測、可視化するプロジェクトを実施した。
広告効果の可視化に特化したAIカメラ解析サービスの実現に向け、新橋の屋外大型ビジョンにエッジAIカメラソリューション「IDEA counter」を設置。人検知AIエンジンを用いて、広告の視認性指標(AVS/Actual Visibility Survey)を計測した。
また、同社は8月18日から、「IDEA counter」の新機能として視認性計測サービスの提供を開始した。
「今後、各屋外大型ビジョンをはじめ、屋外看板やアドトラックでの試験導入を予定している」。(担当者)
同プロジェクトでの計測の概要は以下の通り。
・カメラの設置場所:屋外大型ビジョン横ビル4階(地上17m)
・計測対象範囲:新橋駅前SL広場(縦 約35.5×横 約42m)
・計測方法:通行者数とその進行方向をリアルタイムで計測、AVSの指標に沿ったポイントごとに通行者数を15秒単位(広告放映時間)で集計
・カメラの映像はエッジ内で解析処理を行うため、録画保存や個人情報の保存は無し