【ユポ】プラスチック使用量を削減したラベル用合成紙開発
㈱ユポ・コーポレーションはこのほど、同社の独自技術により、プラスチック使用量を大幅に削減することが可能なラベル用合成紙「ユポエアー」を開発。12月開催の展示会で参考出展し、今年度中の市場導入を目指す。
同製品は、一般的なPPフィルムと比べ約46%、現行同社製品と比較して約20%のプラスチック量を削減。従来の製品と同様に耐久性と耐水性を兼ね備え、屋外や水回り製品のステッカー用途に適している。印刷適正はラベルとして実績を持つ現行同社製品と同等となる。
印刷面はマット調、粘着加工面はセミグロス調の風合い。厚み・坪量は80㎛。印刷方式はグラビア印刷、フレキソ印刷、UVオフセット輪転、レタープレスに対応する。
導入が見込まれる業界は、食品業界(食品用ラベル)、飲料業界(飲料用ボトルラベル)、家庭用品・日用品業界(化粧品・トイレタリー関連ラベル)ほか。