【TBグループ】使用済みLEDサイネージを利用した植物栽培システムの実証に成功

 ㈱TBグループは、役目を終えた屋外仕様のLEDサイネージの再利用方法を模索したところ、高付加価値を生み出す植物栽培システム用光源の活用に成功している。
 同社グループは、市場から回収されたサイネージで使用するLED光源の特性をいかした植物工場向けの栽培システムを、三洋テクノソリューションズ鳥取㈱と開発、このほど実証実験に成功したもの。これにより、使用済みサイネージの新しい活用方法として、今後、世界的に需要が高まる植物工場向けの植物栽培システムに活用できるとし、同システムの初期コスト低減に寄与するだけでなく、光源の特性をいかすことで、特徴的な味・食感、栄養素など個性を持った新しいブランド野菜の生産が可能だという。
 同社は、このリユースサイネージを光源とする同システムを普及させることで、持続可能な開発目標の達成に向け、サステナブルな社会実現に向けて事業を推進していく。

関連記事一覧