【エイコム】HACCP対応の手洗い管理デジタルサイネージを開発

 ㈱アーツエイハンのグループ会社で顔認識システム開発を行っているエイコム㈱は、同社が開発している顔認識マーケティングソフト「BeeSight」と手洗い検出AIを組み合わせたHACCP対応の手洗い管理デジタルサイネージを開発した。
 様々な分野に導入されている「顔認識」アプリ「BeeSight」と手洗い検知AIを組み合わせ、コロナ対策や、昨年の6月から完全義務化となったHACCPへ対応する企業や店舗向けの管理システム。
 予め登録されたスタッフが専用ミラーの前に立つことで起動し、問診と手洗いの精度を計測。ムービーや管理者からのお知らせを配信することも可能だ。
 データはサーバで集計され、管理者はそれぞれのスタッフのデータが閲覧可能。エクセルやCSVへの出力し、手動で紙や表計算ソフトでまとめる労力を削減する。
 また、発熱や体調に問題がありそうな場合は管理者に通知をする機能があるため早めに対策を打つことが可能だ。今後は外部ツールとの連携で地域の感染情報やニュース、国からの情報などを一括で表示できるよう準備を進めているという。

 BeeSightとはスタンドアローンでネットワーク不要な顔認識マーケティングアプリで、主に属性調査(性別、年齢、表情など)や広告の効果計測などに使用(対応OS:Android, Windows)。

 ※HACCP(ハサップ)は 食品を製造する際に工程上の危害を起こす要因(ハザード: Hazard)を分析し(アナライズ;:Analyze) 、それを最も効率よく管理できる部分(CCP: 必須管理点)を連続的に管理して安全を確保する管理手法のこと。

関連記事一覧