【オリオンSP】アバターを使って遠隔で接客をするサービスを全国展開開始
オリオンSP㈱はこのほど、アバターを使って遠隔で接客をするサービス「アバター アテンダント」を全国的に開始した。
同サービスはコロナ禍によって企業と生活者のリアルでの接点が減る中、商品の付加価値をいかに伝えるか、また、スーパーなどの量販店で買物をいかに楽しんでもらえるかを課題に据え、複数の食品メーカーとテストを重ね、様々な店舗で運用してきた。新型コロナが落ち着きつつある中でも、アバターを使った遠隔接客は、企業と生活者をつなぐ新たなコミュニケーションになると判断。全国的に展開することになった。
アバターを接客で活用することによるメリットとして、①販売員によるオンライン接客より親近感が高まり、接客数が約2倍以上(同社のオンライン接客の実績)になる、②子ども受けが抜群で、クイズやじゃんけん大会などイベントが盛り上がる、③3DCGに比べて安価に制作可能な平面のイラストを動かす技術を活用することで、自社キャラクターで遠隔接客ができることを挙げる。
単一店舗で集中的に実施や、複数店舗を同時に接続して展開することも可能。例えばスーパーのキッチンスタジオ、家電量販店等の販売サポートなどでの活用が期待できる。