【テクノプロモーション】DTFプリンターの最新機を発売。白インクタンクの自動撹拌・循環装置を搭載

 ㈱テクノプロモーションは、世界のパートナーシップと共同開発したDTF(Direct to Film)プリンター「TP」シリーズの最新機『TP-DTF A3 Premium」を発売した。
 同製品は、濃色ポリエステル生地やコットン素材などにフルカラープリントできるもの。インクは、水性顔料のCMYKにダブル白色の6色。CMYK出力後、ダブル白色をオーバープリントするため、鮮やかな白色プリントに対応する。同機は、新たな機能として白インクタンクの自動撹拌・循環装置を搭載することで白インクの沈殿を防げる。加えてフィルムトレーにヒーターを搭載することにより、パウダー定着前に不要な湿気や水分を蒸発させ、シャープな画像をプリントできるのが特長。(生地への転写時間は最速10~15秒)
 サイズはロールモデルが最大幅33㎝×長さ100m、シートモデルはA3+まで対応(メディアはいずれもPETベース上にコーティング済み)。最大出力解像度は1440×720dpi。RIPは、カナダのCADlink社製「Digital Factory V10 DTF Edition(日本語版付き)」を搭載。これにより、黒抜き処理や穴あけ、ラスタライゼーションの処理も簡単に加工できる。製品群はCADlink社製RIP付きのシートモデルが55万円、ロールモデル62万円。簡易RIPソフト付きのシートモデルが48万円、ロールモデル56万円(いずれも税別、送料別)。

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