【藤田産業】初期接着と保持力を併せ持つ低温接着用両面テープ発売

 藤田産業㈱は9月12日、「ソレイタ アクリルフォーム両面テープ」の新製品として低温接着用の「FS-T012」を販売開始した。
 この製品は①低温下でも性能を発揮、②優れた初期接着(初期タック)と強力な保持力を併せ持つのが特長。使用シーンは冬季をはじめ、気温が下がる深夜、寒冷地での作業時などを見込んでいる。屋外使用も可能でサイン全般用途はもとより、各種金属、プラスチックなどにも強力接合する。
 粘着剤はホワイト。サイズは厚み1.0mm×幅19/25/1020mm×巻き数11/30mだが、「幅10mmが欲しい」といった要望に応え、スリット対応も可能だ。
 「看板業界で使われる両面テープに関して、例えば『仮止め用途などで使うテープは初期タック重視で粘着性が高いが耐候性が無い』や、『低温接着タイプのアクリルフォームだが時間が経つと落下したことがある』というユーザーの声を聞くことがあった。本製品は、一般的には両立しない初期タックと保持力をどちらも叶えるものとなっている。両面テープで冬季の現場施工時に初期タックが弱く落下したことがあったり、初期タックも保持力も強い製品を探していたりする人におすすめしたい」。(担当者)

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