【TMN】視聴者の反応分析によるサイネージ広告等の効果測定に関する特許を取得
㈱トランザクション・メディア・ネットワークス(以下、TMN)は6月9日、視聴者の反応分析によるサイネージ広告等の効果測定のための新技術の特許を取得するとともに、この新技術の実用化における分析の精度向上のため、AI顔認識エンジン「FaceMe」を提供するCyberLink Corp.と技術提携を行ったと発表した。
●【特許番号】特許第7280454号
●【発明の名称】情報訴求程度情報推定システム、情報訴求程度情報推定装置の制御方法及び情報訴求程度情報推定装置の制御プログラム
●【登録日】2023年5月15日
【特許の概要および効果】
<概要>ディスプレイの前を通行する不特定多数の人々をIoTカメラを用いて顔の動きを計測し、そのデータを新たに取得した特許を応用したTMNの独自AIアルゴリズムで分析。これにより、ディスプレイに表示された情報に対する視聴者の反応(無関心、注目、納得など)をディスプレイの画面表示エリアごとに時間軸で推定することが可能となる
<効果>年齢、性別情報、時刻情報も同時に取得することが可能で、サイネージ広告やプレゼンテーションなどで、視聴者の反応やその他の情報をこれまでにない詳細度で可視化。どのシーンのどの情報が注目を集めたのかを正確に把握し、その情報を効果測定に活用することが可能となる。視聴者の反応をリアルタイムで把握し、その情報を活用することで、広告主はより効果的な広告戦略を立案できるだけでなく、視聴者に対しても価値ある情報を提供することが可能となる