【ローランド ディー.ジー.】コネクテッドサービスを6月から拡大

 ローランド ディー.ジー.㈱は、「Roland DG Connect」のサブスクリプションサービスを6月13日から開始した。
 Roland DG Connectは、「より快適で安定した稼働状況を実現するサービス」「仕事の効率性を向上させるサービス」「ビジネスの発展や収益力の強化に大きく貢献するサービス」「さまざまなスキルや個性を持った人々がアイデアを共有しながら協業するためのサービス」の提供を通して、新たな価値やビジネスの共創を目指すクラウドベースのコネクテッドサービス。エラーが発生した際のより的確な対応をはじめ、稼働状況の可視化や簡単な利益計算、利用機種の出力プロファイルのスムーズなダウンロードなどを実現。顧客のダウンタイム削減や仕事の効率性、収益性向上に役立つソリューションとして多くのユーザーが利用している。
 今回は、新たに3つのサービスを提供。
 一つめは、さまざまなデータを多角的に分析できるよう機能拡張した「ビジネスダッシュボード」。複数のプリンターのインク消費量、印刷時間、出力平米数、使用時間の詳細情報や、目標稼働率の達成度などを可視化できるようになるため、より収益性の高いビジネスプランの策定をはじめ、効率的なマネジメントや無駄のない在庫管理に活用できる。二つめは、アクセス権限のない他のデバイス情報の閲覧が可能になる「マルチユーザー機能」。例えば、複数拠点を持つ企業において、本部から各拠点のプリンターの情報を一括管理できるようになる。全社的な運用計画の策定や、インク消費量の一括管理によるインク発注の効率化、各製品の適切なメンテナンス実施状況の把握による安定稼働の実現に役立てる。三つめは、専用の出力ソフトウェアVersaWorksの「自動バックアップ機能」。出力設定の情報を自動保存し、必要な時にワンボタンで復元することができるため、万が一のPCの不具合や増設、切り替え時のスムーズな作業再開を支援する。
 今年12月末まで、サブスクリプションサービス開始記念キャンペーンを実施。期間内に特別価格にて提供すると共にプレミアム版を1カ月間無料で試すことができる。

(写真は機能拡張したビジネスダッシュボード)

関連記事一覧