【表示灯】全国熊野神社の総本宮・熊野速玉大社に「神社ナビタ」を設置
表示灯㈱は9月20日、世界遺産、全国熊野神社の総本宮として名高い熊野速玉大社(和歌山県新宮市)に神社ナビタを設置した。神社ナビタは電照式の地図・総合案内板および協賛事業者・周辺事業者案内等を発信する同社オリジナルの広告媒体。今回設置された熊野速玉大社ナビタは日本の神道についての解説や御由緒、境内案内、手水の作法などを日本語と英語を併記して解説。サイズは全高2280mm・横幅2440mm・奥行700mm(台座含む)で、右手にLEDによる電照式の古地図風周辺案内図を配し、左手にはタッチ式デジタルサイネージを備える。
右手の周辺案内図を囲むかたちで協賛企業・店舗情報(全29枠)の絵馬型広告を表示。左手のデジタルサイネージでは熊野速玉大社の御由緒や授与品、境内案内をはじめ、参拝・手水の作法などを日本語と英語で紹介するコンテンツを搭載している。また、一部の協賛社による15秒の動画広告もローテーションで放映される。
設置の経緯について権宮司・上野潤氏は「熊野速玉大社は世界遺産の構成資産であり、文化的景観を損なわないための特段の配慮が求められます。しかし、デジタル技術が発達していくことは、これまで以上の発信が可能となること、それは有益であろうと、訪日観光客対応などの時勢も鑑みて設置の運びとなった」としている。