【ローランド ディー.ジー.】海外向け低溶剤IJPの新機種を発売

 ローランド ディー.ジー.㈱は、大判インクジェットプリンター「DGXPRESS(ディージーエクスプレス)」シリーズの新製品として、さらなる低価格化を実現した低溶剤インクのプリント専用モデル「ER-641」(最大用紙幅1,625mm対応)を1月24日から海外で販売開始した。
 「ディージーエクスプレス」シリーズは、経済成長が著しく、広告看板需要が旺盛な国々に向けた地域限定ブランド。
 「ER-641」は、微細なインク滴を高密度に吐出できる大型プリントヘッドと、新開発の高速データ制御技術により、塩ビ印刷用900x600dpiモード25.5m2/h、バナー印刷用600x1200dpiモード43.5m2/hの高い生産性。部品の徹底した共通化を図った同社最新のプラットフォームを採用し、必要な機能の絞り込みを行うことで、生産性とコストパフォーマンスのバランスに優れた製品に仕上げた。
 4色の出力でも鮮やかな色彩とニュートラルなグレー、滑らかなグラデーション、自然な肌色を組み合わせた美しいグラフィックを実現。さらに、メディアを差し込むと自動的に吸着して、簡単かつ正確なセットアップが行えるメディアセットアップ機能や、斜行を抑えて正確な巻き取りを実現するメディア巻取装置、出力完了後にミシン目に沿ってメディアを簡単に切り離すことができるミシン目シートカットなど、作業効率を向上する機能を搭載している。
 プロフェッショナルな出力業務を支援するさまざまな機能を搭載した出力用のRIPソフトウェア「VersaWorks 6」や、エラーが発生した際のより的確なサポート、稼働状況の可視化、簡単な利益計算などを可能にするクラウドベースのサービス「Roland DG Connect」も標準付属。
 販売対象圏は、アジア(日本を除く)、中東アジア、アフリカ、東欧、CIS(ロシアとベラルーシを除く)、中南米。

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