【ミマキエンジニアリング】大型3.1mサイズフラットベッドUVプリンタ「JFX600-2531」を発表
㈱ミマキエンジニアリングは、プリントテーブル3.1m長の大型フラットベッドUVインクジェットプリンタ「JFX600-2531」を発表。6月下旬より販売を開始する。
同社は2021年4月に最大プリントサイズ2.5×1.3mの「JFX600-2513」を発売し、市場で好評を得ていた。一方で、ガラスやバーティション、合板などの建材は長辺3000ミリが標準サイズで、これら長尺素材のプリント需要に応える形で発表に至った。
同機は、従来機である「JFX500」シリーズより約330%のプリント速度をはじめ、最大解像度1200dpiの高画質、標準4色にライトシアン、ライトマゼンタを加えた6色インクを搭載。表面に凹凸感を加え意匠表現を提供する2.5Dプリント機能などを付与している。
さらに、「JFX600-2531」では、専用の「トグルプリント機能」を搭載。プリンタ前後2カ所に材料を置き、片方をプリント中にもう一方の材料の配置、固定、表面清掃などの手作業を行えるため、オペレーターの待ち時間を大幅に軽減できる。
同機は、建築用材プリントに加えサイングラフィックスの用途で、初年度約50台の販売をワールドワイドで見込んでいる。本体価格は3300万円(税別)を予定。また、同機は3月12日から東京・ビッグサイトで開催される「JAPAN SHOP 2024」で世界初出展する。