【キヤノン】大判IJP「imagePROGRAF」シリーズの新製品として、7色・12色インクモデルを発売

 キヤノン㈱は4月25日、大判IJP「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、7色インクモデル “GP-6600S/4600S/2600S”と、12色インクモデル “PRO-6600/4600/2600”の6機種を発売する。
 新製品は、新開発の顔料インク「LUCIA PRO II(ルシアプロツー)※1」を搭載。7色インクモデルは、鮮やかな発色を実現する特色オレンジや、人肌などの滑らかな質感を再現するグレーを含む7色インクと新設計のカラーマッチング技術を採用し、商品広告などの高品位なポスターを高速出力する。
 一方、12色インクモデルでは特色のレッドとブルーや、濃淡2種類のグレーを含む12色のインクを採用。光沢紙/半光沢紙への印刷画質を従来機種から継承しつつ、ファインアート紙への印刷では、黒濃度の向上により、深みのある黒を再現するとともに、暗部の色再現領域が拡大し、シリーズ最高の写真画質を実現する。 
 新開発のインクセンシングシステムにより、インク吐出状態を定期的にモニタリングすることが可能で、自動で最適なインクの着弾位置を保ち高画質を維持。さらに、「スマートロール紙セット」機能は用紙の給紙や種類の検知、残量推計を自動で行うとともに、給紙処理を高速化。ロール紙セットにかかる時間を従来機種より約40%短縮する。

※1. 5色に新開発顔料インクを使用。マットブラックおよびオレンジは「imagePROGRAF GP-4000/2000」(2021年12月発売)と同じインクを使用。

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