【マスターマインド】低温・低VOCの「ハイブリッドレジンインク」を搭載したロールtoロールプリンター「MMP-19000RI」を11月25日から発売
㈱マスターマインドは11月25日、低温、低VOCで様々な非インクジェットメディアに印刷が可能な「ハイブリッドレジンインク」を搭載したロールtoロールプリンター「MMP-19000RI」をから発売した。
同製品に搭載された「ハイブリッドレジンインク」は、水性レジンインクが持つ様々な素材への高い密着性や追従性を、溶剤を非常に安全でマイルドな油性に変更することで、水性レジンインクの特長を生かしつつ、インクの乾燥性を高めた。
オフセットコート紙やクラフト紙などの非インクジェットメディアに下処理なしで印刷できるほか、通常のレジンインクと同じく熱で顔料と樹脂を定着させ、柔軟性に優れ、ロールメディアだけでなく、熱を加えることができればアクリル、アルミ、ガラスなどへの印刷が可能としている。
また、速乾性では必要とする熱量が40~50℃と比較的低く、熱の影響を受けやすい素材への印刷が可能なほか、印刷面に発生する揮発成分を常に除去することで滲みを防ぐことができ、VOCは発生するが、通常のエコソルよりも少なく、揮発時間は非常に短いという。このほか、エプソン製I 3200純正プリントヘッドで高品位印刷を実現したほか、プラテンヒーター+連動式アフターヒーターで印刷後乾燥を促進、印刷幅の広さを生かした2丁掛けも可能としている。