【ユポ・コーポレーション】「投票用紙リサイクルR-25名刺」発売開始

㈱ユポ・コーポレーションは2月19日、(特非)選挙管理システム研究会、㈱ムサシと共同で、使用済投票用紙の回収・リサイクルの拡大を背景に、使用済み投票用紙から再生した樹脂を25%(重量基準)配合したオリジナル名刺作成用シート「投票用紙 リサイクルR-25名刺」を発売する。
選挙における開票作業の負荷を軽減するために、同社がムサシと共同開発したユポ製投票用紙は 1986年の福岡市長選で初めて採用され、現在国政選挙では全国47都道府県で採用。 開票後の投票用紙は、各選挙管理委員会により次回選挙まで厳重に管理保管されたあと、廃棄されることが一般的だったが、NPO 選挙が新しい回収システムを導入し、2007年に初めて世田谷区で投票用紙の回収・リサイクルをはじめた。その後東京都特別区・横浜市・川崎市などの自治体がこの活動に参画。さらに2022年4月1日にプラスチック資源循環促進法が施行されたことで現在も参画自治体が増大している。
昨年10月に製造スキーム確立したものを、今回販売開始。
主な特長は①名刺原料に使用済投票用紙由来の再生樹脂を25%の他にPIR(ポストインダストリアルリサイクル)原料を含め合計で70%以上の再生原料配合(重量基準)、②レーザープリンターで印字が可能、③現在リサイクルマーク認証を取得検討中。
同社は、「投票用紙リサイクルR-25名刺」の製造・販売を通じて、資源の再利用に貢献する考えだ。