【桜井】サイネージとポスターが融合 パタパタ回転しビジュアルが変わるサイネージディスプレイ

フラップディスプレイ

 桜井㈱はこのほど、表示面(フラップ)がパタパタと回転しビジュアルが変わるサイネージディスプレイ『FLAP DISPLAY(フラップディスプレイ)』の取り扱いを開始した。
 これは、かつて空港や駅で見た反転式フラップ表示器=通称「パタパタ」表示器を、デジタルサイネージの技術を用いて開発されたもの。ネットワーク制御のデジタル技術と、綺麗な印刷物というアナログ技術の長所を取った、サイネージとポスターが融合した装置だ。
 同製品はパタパタという動きと音がアイキャッチになるのが特長。ネットワーク制御により横一列や縦一列だけ動かすなどの変則的な動きも可能だ。担当者は「昭和レトロを感じながら、令和の新しい刺激もある製品。変則的な動きも含め、実際の装置はぜひYouTubeで動画を見てほしい」と話す。
 表示面は小さな箱(セル)を組み合わせて作り、縦長・横長・変則的な形などフレキシブルに設置可能。接続数にも制限はない。1セルあたり10枚のフラップを取り付けられる。フラップは塩ビにマーキングフィルム貼りだが、他のサイズ、素材でもできるか検証中だという。

フラップディスプレイ

「パタパタ」表示器をデジタルサイネージの技術を用いて開発。新しいけど懐かしい製品

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