【ミマキエンジニアリング】LED-UV硬化フラットベッドUVプリンターの最新モデル「UJF-3042MkII e」と「UJF-6042MkII e」を発表
㈱ミマキエンジニアリングは、インクを硬化させるUV照射にLED光源を用いた小型フラットベッドUVIJPの新機種「UJF-3042MkII e」(写真右上)と「UJF-6042MkII e」(写真右下)を発表。今冬より販売を予定している。
これら2機種は従来機で評価された操作性をそのままに、画質と機械の安定性をさらに向上。印刷領域の異なる2機種が用意されており、「UJF-3042MkII e」が幅300×奥行420mm、「UJF-6042MkII e」が幅610×奥行420mmとなっている。両機は画質向上を図るため、ドットの配置位置をコントロールする「MFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)」処理に対応しており、粒状感を低減した美しい画質を実現。ヘッド構成はスタガ配列を採用し、カラーと特色の2層同時印刷においても高い生産性を維持する。
両機には、安定した高画質プリントを可能にする独自のNCU(Nozzle Check Unit)、NRS(Nozzle Recovery System)、MAPS4(Mimaki Advanced Pass System4)など従来機の各種機能を継承。さらに、顧客の生産システムや周辺機器から同社プリンタを制御できる「MDL(Mimaki Device Language)コマンド」に対応したことで、ワーク搬送などプリント工程の自動化や省力化も可能となった。
UVインクの密着性を向上させるインクジェットプライマー「PR-200」を含め、UVインクのバリエーションを豊富に揃え、アクリルなどの樹脂、皮革、木材、金属、ガラスなど多様なメディアへのプリントが可能。153mmまでの立体メディアにダイレクトプリントが可能となっている。
このほか、バージョンアップされたRIPソフトウェア「RasterLink 7」が標準添付され、新たに一品一様の差し込み印刷に対応。ナンバリングやバリアブルデータの印刷が簡単に行える。オプションの「脱臭機」を利用すれば、臭気を効率的に除去することができるため、店舗やオフィス環境などでも、快適に使用できる。
本体価格は、「UJF-3042MkII e」が238万円、「UJF-6042MkII e」が410万円(いずれも税別)。サイン、オーダーグッズなどの少量多品種オンデマンドプリント用途を対象に、「UJF-3042MkII e」で590台、「UJF-6042MkII e」で850台(全世界)の販売を見込む。
製品の仕様など詳細は下記URLから
https://japan.mimaki.com/news/product/entry-389567.html